【実体験】コンビニコーヒー卒業!マイボトル生活で年間2万円節約&エコ

毎日コンビニでコーヒーを買っていると、意外と出費がかさんでしまいますよね…
私もコーヒーが大好きで、仕事のたびにセブンのコーヒー(以前は100円したが現在は120円)を毎日飲んでいました。
月に20日買うと、今だと2,400円の出費に…。
「節約しよう」と思って、コーヒーを我慢してみたこともありますが、生活の満足度が下がってしまいました…。
そこで「マイボトルでコーヒーを持ち歩く」 という方法を試してみました。
これなら、コーヒーを楽しみながら節約もできて、しかも環境にも優しい一石三鳥!
私自身、3年以上マイボトル生活を続けていることで、節約できてエコな活動にもつながっています。
この記事では、以下のような疑問がある方に、私の『実体験』をもとに少しでも参考になる情報を共有したいと思います。
- どれぐらい節約できるの?
- 淹れるために必要な器具は?
- メリット・デメリットは?
- マイボトルのおすすめは?
- おすすめのコーヒーは?
少しでも「マイボトル」を始めてみようと思うきっかけになったら嬉しいです!
マイボトルの節約効果
マイボトルを持っていくことで、どのくらいの節約効果があるのか計算してみました。
20日/月(仕事の日)で同じ量コーヒーを飲むとして計算しています。
コンビニで買う場合にかかる費用
コンビニコーヒー120円(160mL)
120円×20日/月=2,400円/月
マイボトルの場合にかかる費用
- コーヒー豆
- コーヒーフィルター
- 沸かす電気代
- 水道代
コーヒー豆

コーヒー豆:約4300円(400g×4個)(楽天市場)
180ml:10g~12g(推奨)
160ml:10g(9g~11g)
4300円÷(400g×4)×10g=約27円
ペーパーフィルター

ペーパーフィルター:約800円(200枚)
800円÷200枚=2円/枚
電気代

200mLを沸かす時にかかる電力:700W×約5分
0.7kW×5min/60(min/h)=約0.06kWh
1kWh=約30円とすると
0.06kWh×30円/kWh =約2円
水道代

ブリタでろ過した水を使っています。
ブリタでろ過した水:36L:約271円
【160mLの場合】
271円÷36000mL×160mL=約1.2円
ペットボトルをやめてブリタにして節約やエコにつながりました。
詳しい計算は以下の記事にありますので、気になる方は読んでみてください!

合計と比較
コーヒー豆+ペーパーフィルター+電気代+水道代
【1杯(160mL)あたり】
27円+2円+2円+1.2円=約32.2円
32.2円×20日/月=644円/月
1杯160mL | 1ヶ月(20日) | 2杯320mL/月 | |
---|---|---|---|
コンビニコーヒー | 120円 | 2400円 | 4800円 |
マイボトル | 32円 | 644円 | 1,288円 |
節約 | 86円/杯 | 1,756円/月 | 3,512円/月 |
マイボトルによって、1ヶ月約1700円(年間約2万円)の節約することができます。
コーヒーを淹れるために必要なもの
「節約できたとしても、器具を準備するのにお金がかかるのでは?」と思うかもしれません。
しかし、必要なものはそれほど多くないため、少額で始めることができます!
- ドリッパー(約400円)
- ドリップポット(約1,200円)
- 計量スプーン(200円~500円)
合計金額:約2,000円
ドリッパー

私は、『HARIO(ハリオ)V60ドリッパー』を使っています。3年以上使っていますが、使いやすくておすすめです!
- 手ごろな価格
- 軽量で割れにくい
- 抽出時間が速い
値段:約400円(Amazon)
ドリップポット

ドリップポットが無くても、コーヒーを淹れることは可能ですが、『おいしいコーヒー』を淹れるならあった方が良いです。
ドリップポットが必要な理由
① お湯を「細く・ゆっくり・正確に」注げる
- ドリップポットは注ぎ口が細く、コントロールしやすい設計。
- お湯をポタポタ注いだり、ゆるやかに回しながら注ぐなど、抽出スピードや濃度を自分で調整できる。
- 普通のやかんやケトルだと勢いが強すぎて、味が安定しにくい。
② 安定した味を出しやすい
お湯を一定の速さで注ぐことができるため、苦味・酸味・コクのバランスが整いやすくなる。
③ 蒸らし(最初に少量のお湯を注ぐ作業)がしやすい
- 蒸らしの工程は、香りや味の決め手になる部分。
- ドリップポットがあると、狙った場所に少量ずつお湯を落とせるから、しっかりとガス抜き&コーヒーの旨みを引き出せる。
おすすめのドリップポット
そこで、手ごろな金額で手に入る『HARIOのドリップポット』がとても使いやすく、おすすめです!
3年以上使っていますが、とても重宝しています。
- 洗浄がしやすい(食洗機対応)
- 軽くて持ち運びやすい
- メモリ付きで、お湯の量が分かりやすい
- 比較的安い
値段:約1,200円(Amazon)
計量スプーン

本来、安定したコーヒーの味を出すには、豆の量をしっかり量ることが大切です。
しかし、毎日ドリップする場合、毎回スケール(計量器)を使うのは少し手間。
そこで、おすすめなのが計量スプーンです。
1杯分の目安が分かっていれば、計量の手間が省けて時短になり、スケールがなくてもある程度安定した味を出すことができます。
計量スプーンには主に『プラスチック製』と『ステンレス製』がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
私はコーヒー豆の袋に入れたまま使用するので、軽くて安心なプラスチック製を使っています。
プラスチック製の計量スプーン
- 軽くて扱いやすい
- コーヒー袋や瓶に入れたままでも傷をつけにくい
- 価格が安く、はじめやすい
- 手触りがやさしくて馴染みやすい
- 静電気で粉が付きやすい
- 熱や衝撃で変形・劣化しやすい
ステンレス製の計量スプーン
- 頑丈で長く使える→【エコ】
- 見た目がスタイリッシュで高級感あり
- 計量の精度が高い(形が変わらない)
- 重さがある
- 袋や瓶を傷つける可能性がある
マイボトルのメリット
余計な出費を防ぐ

マイボトルを使えば、毎日コーヒーを買うよりも確実に節約できます。
さらに、コンビニに行く回数が減ることで、余計な出費を防ぐ効果もあります。

コーヒーと一緒に甘いものが買いたくなっちゃうのよね

スイーツは、コーヒーより高いから、結構な出費になってしまうんだよね…
コンビニスイーツが1つ150円~300円
20日間で3,000円~6,000円もの出費に…
しかし、マイボトルを持ち歩くようになってからは、コンビニに行くこと自体がほとんどなくなり、無駄な買い物が減りました。
わざわざスイーツだけを買いに行くこともなくなり、コーヒー以外の余計な出費も抑えられています。
好きなタイミングで飲める

コンビニコーヒーは保温ができないため、ホットコーヒーの場合、買ってすぐに飲まないとすぐにぬるくなってしまうのが難点です。
アイスコーヒーは氷が入っている分、温度は上がりにくいですが、そのぶん氷が溶けて味が薄まることもありました。
しかし、マイボトルなら保温・保冷機能があるため、好きなタイミングで適温のコーヒーを楽しめます。

近くにコンビニが無いとコーヒーを飲みたくても、すぐには飲めないのよね…

マイボトルであれば、好きなタイミングで好きな量飲むことができるのが良いよね!
ホットコーヒーは数時間経っても温かいまま、アイスコーヒーも冷たい状態をキープできるので、最後までおいしく飲めます。
エコにつながる

マイボトルを持ち歩くことは、手軽にできるエコなアクションのひとつです。
実際に私もマイボトルを使い始めてから、ゴミの量が確実に減ったことを実感しています。
コンビニでコーヒーの場合、紙コップやプラスチックのフタ、ストローなどのゴミが出ています。一杯ずつだと気になりませんが、毎日続けるとかなりの量になります。
各コンビニもサステナビリティを意識し、環境負荷の少ない素材を導入していますが、そもそもゴミを出さないのが一番のエコですよね。
マイボトルにしてからは、ゴミを捨てる手間もなくなり、ちょっとした満足感もあります。
環境にもやさしく、節約にもなるので、まさに一石二鳥の習慣です!
項目 | マイボトル | 使い捨てカップ(紙+プラ蓋) |
---|---|---|
生産時の環境負荷 | 高い(ステンレスやプラスチックを製造) | 低い(紙・プラスチックは比較的低エネルギー) |
使用回数 | 繰り返し使える(数百~千回) | 1回のみ(その都度ゴミになる) |
廃棄時の影響 | 長期間使用すれば影響小 | すぐに廃棄 |
洗浄時のエネルギー消費 | 洗うために水や洗剤、電力が必要 | 使用後はゴミになるため洗浄不要 |
総合的な環境負荷 | 長期間使用すれば負荷は低い | 使い捨てるほど負荷が大きくなる |
好みのコーヒーを選べる

コーヒーといっても、酸味が強いもの、苦みがしっかりあるもの、香りが豊かなものなど、好みは人それぞれです。
コンビニコーヒーをよく飲んでいると、「もう少し苦みが強い方がいいな…」「酸味のあるコーヒーが飲みたい」と思うことがあると思います。
豆の種類や焙煎度合い、挽き方、淹れ方によっても味が大きく変わるため、同じ豆でも自分好みに調整できるのが魅力です。
コンビニコーヒーも手軽で美味しいですが、マイボトルなら「本当に自分好みの味」を毎日楽しめるのが嬉しいポイントです!
マイボトルのデメリット
朝の準備が増える

コンビニでコーヒーを買う場合は、お店に立ち寄るだけで手軽に手に入るので、準備の手間はゼロです。
しかし、マイボトルにコーヒーを入れて持っていく場合、事前に準備する時間が必要になります。
私自身、毎朝コーヒーを淹れるのに約10分ほどかかっています。
- 水を沸かす
- コーヒーの準備
- コーヒーを淹れる
- 後片付け
このように、朝の忙しい時間にやることが増えるため、最初は「面倒だな…」と感じることもありました。
特に、慣れないうちは「コンビニで買った方がラクかも」と思うこともありましたが、習慣になってしまえば流れ作業のように準備できるようになります。
とはいえ、続けるためには「少し早めに起きる」「夜のうちに道具を準備しておく」など、工夫すると良いと思います。
水筒の洗浄が手間

マイボトル生活を始めて感じた、地味だけど意外と大きなハードルが 「洗うのが面倒くさい」 ということでした。
とくに夜疲れて帰ってきたときなんかは、
「今日くらい洗わなくてもいいかな…」と思ってしまう日もありました。
なぜ水筒を洗うのが手間なのか?
- パーツが多い:フタやパッキンなど、細かい部分が多くて分解・洗浄が面倒。
- ニオイや汚れが残る:コーヒーは香りが強いので、ちゃんと洗わないとニオイが残る。
- 毎日洗う必要がある:雑菌が繁殖しやすく衛生面が気になるので、手を抜きにくい。
洗う手間を減らすために工夫したこと
- シンプル構造の水筒を選ぶ…なるべくパーツが少ない、ワンタッチ式や直飲みタイプの水筒に変えました。分解がラクだと、洗うストレスがぐっと減ります。
- 汚れが付きにくい水筒を選ぶ…コーヒーの汚れが付きにくいテフロン加工の水筒を選びました。汚れが付きにくく、汚れが落ちやすいので、洗うのがラクになりました。
最初のうちは「やっぱり買った方がラクかも…」と思ったこともありますが、
自分に合ったボトルや洗い方を見つけることで、少しは手間を減らすことができます!
味が変わってしまう

私が実際にマイボトル生活を始めて、一番気になったのは「コーヒーの味が変わってしまうこと」でした。
特にホットコーヒーは、淹れたての香りや風味が失われてしまい、「あれ?家で飲んだときと全然違う…」とがっかりしたこともあります。
これは私だけでなく、多くの人が感じるデメリットだと思います。
味が変わってしまう原因は?
以下のような要因が、コーヒーの味に影響を与えていると考えられます。
- 酸化:高温のまま密閉されることで、酸化が進みやすくなります。特にホットコーヒーは酸化が早く、苦味やえぐみが強く感じられることも。
- 温度変化:冷めてくると、甘みや香りが感じにくくなり、酸味や苦味が目立ちやすくなります。
- 水筒の素材:ステンレス製の水筒は金属臭が出やすく、コーヒー本来の味を損なうことがあります。
味の変化を抑えるための対策は?
私自身の経験や調べた情報をもとに、以下の対策が効果的でした。
- アイスコーヒーにする…アイスコーヒーは酸化のスピードが遅いため、味の変化が少なく、持ち運びに向いています。夏場は特におすすめ。
- コーヒー専用ボトルを使う…ステンレス製でも、内側がセラミックコーティングされた「コーヒー専用ボトル」を選ぶと、金属臭が抑えられて味が変わりにくくなります。
- 保温・保冷性の高いボトルを使う…なるべく温度変化が少ないように、保温・保冷力の高いボトルを選びましょう。温度が安定することで、風味も維持しやすくなります。
マイボトルで持ち運ぶコーヒーは、ちょっとした工夫で美味しさをキープすることができます。
味にこだわる方こそ、少し試行錯誤してみると「外でも美味しく飲めるマイボトルの正解」が見つかると思います。
どんなマイボトルが良い?
「どんなマイボトルが良いの?」と思っている方もいらっしゃると思います。
私自身は、あまり考えず、何も調べずに買ってしまったため、以下の3つ水筒を買い替えてしまいました。とても「もったいない」と感じています…なので、これから買う方や考えている方に少しでも参考になると嬉しいです。
- ステンレス製の水筒
- コーヒー専用だがパーツが多い
- コーヒー専用ボトルでパーツが少ない
コーヒーのマイボトルを選ぶ基準
マイボトルもたくさんの種類があるため迷ってしまいます。
そのため、私自身が身をもって感じたマイボトルを選ぶための条件を共有したいと思います。
①ステンレス製ではないボトル
マイボトルにはたくさんの種類がありますが、私自身いくつかのボトルを使ってきた中で感じたのは、
「ステンレス製の水筒は、コーヒーにはあまり向いていない」ということです。
最初は、保温力に定評のあるサーモスのステンレス製水筒を使っていました。
ホットコーヒーの温度が長時間保たれ、「これは良い!」と思っていたのですが…
使い続けるうちに、以下のような不満が出てきました。
- 付着したコーヒーの汚れが落ちにくい
- 内側に茶渋がたまり、ニオイや味が移る
- 金属の影響で、コーヒーの味が変化しやすい(特にホット)
私は1年以上使っていましたが、最後は内部にこびりついた汚れが完全に取れなくなり、衛生面を考えて買い替えることにしました。
②パーツが少ないほど良い
毎日使うマイボトルだからこそ、「洗いやすさ」「手間の少なさ」はとても大切です。
私が実際に使ってきて感じたのは、パーツが少ないボトルほど、続けやすい
パーツが多いことで、以下のようなデメリットがあります。
- 洗浄の手間が増える(細かいパーツの隙間に汚れが…)
- 準備に時間がかかる(朝の忙しい時間には特にストレス)
- パーツを無くしやすい(1つ失くしただけで使えなくなることも)
最初に買ったコーヒー専用ボトルは、テフロン加工がされていて汚れにくく、ステンレス製よりも扱いやすかったのですが、パーツが多いという盲点がありました。
購入当初は「コーヒー専用」ということばかりに目がいってしまい、構造の複雑さには気づかず…
使っていくうちに、「たった1〜2個のパーツの違い」でも、毎日となると負担が積み重なることを実感しました。
保温性に優れている
マイボトルでコーヒーを持ち歩くなら、保温性はとても重要です。
特にホットコーヒーの場合、時間が経ってぬるくなってしまうと、風味も落ちてしまい、飲む楽しみが半減してしまいます。
- コーヒーがすぐにぬるくなる
- 味が変わりやすくなる
- 飲み残しや無駄が増える
保温性の低いボトルを買わないように、以下のようなポイント抑えておくと良いと思います!
- 保温・保冷の持続時間(6時間以上キープできるものがおすすめ)
- 飲み口やフタの密閉性もポイント(熱が逃げにくい構造)
- 二重構造や真空断熱タイプを選ぶと安心
コーヒーにおすすめのボトル
コーヒーのマイボトルを選ぶ基準をまとめると、以下の条件です。
- ステンレス製ではない
- ニオイ・汚れが付きにくい内面素材
- シンプルな構造(パーツはできれば3つ以内)
- 分解しやすく、洗いやすい
- 保温性に優れている
今まで使ってきた中で、以上の条件を満たすコーヒーボトルは、「シービージャパン」というメーカーのコーヒーボトルがおすすめです!

コーヒー専用ボトルで、部品の数も少なく、保温性に優れており、デザインもおしゃれ!
おすすめのコーヒー
では、「どんなコーヒー豆が良いの?」と思う方もいらっしゃると思います。私が飲んでいるおすすめのコーヒーを紹介します。
金額も手ごろで美味しい「澤井珈琲」のコーヒーをいつも「楽天市場」で購入しています。
豆のまま購入し「家で豆を挽く」方がおいしくなるが、朝の手間を少しでも省くため、すでに挽いてある「中挽き」を購入
今まで飲んでおいしかった3つを紹介します。
私が特に好きなのは、金と銀のセットです!少し高めですが、セール時に半額のクーポンが出るので、そのタイミングで買ったりしています。
手頃でおいしいセット

香りが良くておいしいセット

少し高めだが美味しいセット

まとめ
コーヒーをコンビニなどで買わずに、自宅で淹れてマイボトルで持っていくことで、毎月の出費を節約できるようになりました。
もちろん、淹れたてのコンビニコーヒーの方が美味しいと感じることもあります。でも、結局は「自分がどこに価値を感じるか」だと思います。
「毎日おいしいコーヒーが飲みたいからお金をかける」のも良いと思います!
このマイボトル習慣は、「自分はコーヒーに何を求めているのか?」を考えるきっかけになったと思います。
もしこんな思いがあるなら、マイボトルにしてみてもいいかもしれません。
- 好きなタイミングで飲みたい
- 少しでもお金を浮かせたい
- ゴミを減らしてエコに暮らしたい
たしかに、味は淹れたてには敵わないかもしれません。ですが、ボトルの選び方やコーヒー豆を工夫することで、おいしくすることはできます。
毎日続けられるかなと不安に思われるかもしれません。しかし、毎日でなくても、週に1回、2日に1回でもいいと思います。
「ちょっと試してみる」だけでも、節約やエコにつながっていきます。
気になった方は、ぜひマイボトル生活を気軽に始めてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!この記事が少しでも参考になってもらえたら嬉しいです!