「家計簿アプリ」で、面倒な家計簿をラクに続ける5つのポイント
家計簿の重要性はわかっているけど、なかなか続けるのが難しいですよね。
家計簿を楽に続ける方法はないの?
ポイントを押さえて、「家計簿アプリ」を使うのが良いよ!
家計簿をやる最初は、やる気満々でしたが、以下のような理由で続きませんでした。
似たような経験があるのではないでしょうか?
- 家計簿ノートを買って始めたのですが、すぐに挫折
- パソコンのエクセルで管理しようとしたものの、パソコンを開く習慣がなく、すぐに断念
- アプリなら簡単かも?と思って試したが、レシートを写真で取り込む作業が面倒で挫折
そんな時に、YouTubeの「お金の大学」で有名な両学長さんが、マネーフォワードMEという家計簿アプリを紹介しているのを見て、「これでダメならもう無理」と思い、試してみることにしました。
しかし、ポイントを押さえることで、面倒くさがりの私でも家計簿を、楽にに継続できるようになりました。
家計簿を続けるための「仕組み」が大切
実際に家計簿をつけるうえで大事なのは、「楽に続けられる仕組み」だと実感しました。
このポイントを押さえていなかったら、どんな便利なアプリを使っても続かなかったと思います。
この記事では、以下ような方に向けて、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
・家計簿が面倒で続かない
・どの家計簿を使えばいいか分からない
家計簿アプリを決める
家計簿をつける際、自分に合った色々な方法を試すのは良いことだと思いますが、一番楽なのは圧倒的に家計簿アプリだと思います。
家計簿アプリもたくさんあるので何を選んだらいいか分からない…
「マネーフォワードME」がおすすめだよ!
まずは、家家計簿アプリは、一つに絞って使うことをおすすめします。
「当たり前でしょ」と思われるかもしれませんが、はじめのうちは色々なアプリに手を出してしまいがちです。
私も、いろいろな家計簿アプリを手を出してしましました。
「もっといい家計簿アプリがあるのではないか」
「もっとレビューが良いものを…」
と選んでは続かず、また別のアプリを探しては挫折、という繰り返してしまいました。
いくつものアプリに手を出してしまうと、良いアプリを見つけることが目的になってしまいます。
その結果、本来の目的である家計簿をつけるやる気がなくなってしまい、続かない原因になってしまいます。
どの家計簿アプリを使うかではなく、「家計簿をつける仕組み」を整えることが重要
色々なアプリに手を出してしまうと、良い仕組みをつくることはできません。
今では「このアプリしか使わない」と決めて家計管理をしています。
そうしないと、他のアプリに手を出してしまう可能性があるからです。
一度選んだ家計簿アプリに決めて、それを使い続けることが、家計管理を成功させる秘訣です。
現金をなるべく使わないようにする
「現金を使わないようにする」ことは、家計管理を簡単にするための最も重要なポイントです。
理想は現金を全く使わない生活ですが、それは難しいので、できるだけ現金を使わず、キャッシュレス(特にクレジットカード)で支払うことをおすすめします。
キャッシュレスは、家計簿管理が圧倒的に楽になる
クレジットカードを家計簿アプリに連携させておけば、支払い情報が自動で反映されます。
一方、現金の場合、レシートなどから「ひとつひとつ」記録しなければなりません。
- 家計簿が自動的に作成されるので、手間がほとんどかからない
- 記録のミスや漏れがないので、正確な家計簿ができる
- 手動で記録する必要があるため、継続するのが大変
- 記録の漏れ、記録ミスが起こる可能性がある
現金は安心?キャッシュレスは不安?
とはいえ「現金の方が安心」「キャッシュレスは使いすぎが心配」という声もあるかと思います。
しかし、以下のような理由で、心配は不要だと思います。
- 不正利用が気になる ⇒ クレジットカードや銀行には、不正利用に対する補償制度があります。万が一の場合でも、すぐに対処すれば基本的に支払いの負担はありません。家計簿で日々の支出を確認しておけば、不正利用にも早く気づくことができます。
- 使いすぎてしまうのが心配 ⇒ 実際、現金でも管理しなければ同じ問題が発生します。むしろ私は、現金は財布に入っていると使ってしまいます。例えば、1万円札は使いにくいけれど、千円札になると気軽に使ってしまう経験はないでしょうか?キャッシュレスにしてからの方が管理がしやすく、無駄な出費が減りました。
- キャッシュレスに対応していないお店がある ⇒ 対応していないお店は確かにまだありますが、その数は減っています。むしろ、現金が使えないというお店も増えてきています。もし現金でしか支払えない場合だけ、現金を使えば十分だと思います。
キャッシュレスにはデメリットもあるとされていますが、実際に使ってみて大きな問題は感じませんでした。
むしろ、生活がより便利になり、支出の管理も楽になりました。
「キャッシュレス」をあまり心配しなくてもいいんだね
そうだね!どう対処するか分かっていれば、だいぶ不安は減るよね。
現金払いとキャッシュレス払いの比較になります。参考にしてみてください。
キャッシュレス | 現金 | |
---|---|---|
支出管理 | ◎しやすい | △しにくい |
利便性(レジでの支払い) | ◎高い | △低い |
紛失時のリスク | ◎低い | △高い |
衛生面 | ◎衛生的 | △不衛生 |
ポイントなどキャンペーン | ◎ある | ×ない |
使える場所 | △使えないお店がある | ○ほとんど使える |
プライバシー保護 | △低い | ○高い |
銀行口座、クレジットカードを連携させる
キャッシュレスが良いとお話ししましたが、それだけでは家計簿をつけることはできません。
楽に家計簿をつけるために、銀行口座とクレジットカードを家計簿アプリに連携することが重要です。
銀行口座やクレジットカードを家計簿アプリに連携させれば、
自動で支出や収入を集計してくれるため、手間がほとんどかからない
特に現金を使わず、支払いをクレジットカードで行うようにすると、管理が格段に楽になります。
日々の作業は、アプリの更新ボタンを押すだけなので、とても簡単です。
私自身、この仕組みには本当に感動しました。
セキュリティの心配
ただ、気になるのはセキュリティ面ですよね。
クレジットカードや銀行口座を連携させて大丈夫なの?
大丈夫だよ!マネーフォワードMEは、セキュリティ対策しているよ
「銀行口座やクレジットカードを連携させても大丈夫なのか?」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、結論から言えば大丈夫です。
口座やカードの取引情報を表示するだけです。
銀行の取引パスワードや、クレジットカードの番号がわからない限り、お金を使うことはできません。
さらに、多くの利用者が同様の連携を行っており、大きなセキュリティ問題は報告されていないので安心です。
マネーフォワードMEのセキュリティについて、気になる方は、見てみてください。
https://moneyforward.com/features/4
連携における注意点
連携の進めていく際、一つ注意点があります。
家計簿アプリに連携しにくい銀行口座やクレジットカードが存在するのです。
どんな口座、クレジットカードも連携は同じじゃないの?
連携することはできても、連携に手間がかかるものがあるんだよね
私の場合、地元の地方銀行を連携させていたのですが、マネーフォワードMEに連携するたびにパスワードの入力が必要でした。かなり手間でした…
そこで、「YouTubeお金の大学の両学長」がおすすめする住信SBIネット銀行にメイン口座を変更しました。
住信SBIネット銀行を連携した結果、余計なパスワード入力が無く、更新がボタン一つで済むようになり、とても楽になりました。
始めは面倒でも、後々楽に
「家計簿を楽に続けることが重要」
「家計簿をつけるために口座を変えるのは面倒だ」と思うかもしれませんが、手間がかかる口座を使い続けていたら、私は家計簿をやめていたかもしれません。
もし、連携に手間がかかる口座やカードを使っているなら、変更を検討する価値は十分あります。
最初の手間は少しかかりますが、後々の便利さを考えれば、絶対におすすめです。
自分用にカスタマイズする
銀行口座、クレジットカードを連携すると、自動で家計簿がつけられるようになります。
とても便利なのですが、そのまま使うだけではなく、自分用にカスタマイズすることをおすすめします。
モチベーションが上がり、家計管理がもっと楽しくなるから
私も、始めはそのまま使っていました。
しかし、「やらされている感」を強く感じてしまい、自分で家計簿を管理している実感があまりわきませんでした。
自動で集計されて楽にはなるものの、初期設定のまま続けていたら、モチベーションが上がらず、家計簿が続かなかったかもしれません。
自分の「家計簿」という感覚が大切なんだね
自分仕様にカスタマイズすることが、自分の家計簿という意識を高めてくれるよ!
自分で項目を整理したり、支出のカテゴリを設定するなどして、オリジナルの家計簿を作ると、「自分の家計簿」という意識が生まれ、どんどん楽しくなってきます。
ぜひ、自分なりにカスタマイズして、継続しやすい家計簿を作ってみてください!
有料サービスを使ってみる
マネーフォワードミーという家計簿アプリは無料で使えますが、私は有料プラン(月500円)の利用を強くおすすめします。
無料版より便利という点もありますが、
お金を払うことで、家計簿をつけるモチベーションが上がるから
しかし、有料版はもったいないと感じてしまうのもわかります。
実は、最初は私も無料版を使っていました。
機能的には十分だったものの、無料だとどうしても「やらなくてもいいか」と思いがちで、続ける意欲が湧きませんでした。
そこで思い切って有料プランに変更してみると、「せっかくお金を払っているのだから、もとを取らなきゃ」と家計簿をつけることへの気持ちの変化がありました。
お金を払うと、意識が変わるんだね!
身銭をきるのも、時には必要だね
自己投資として考える
これは一種の「自己投資」だと感じています。
お金をかけることで、自分の行動に対する意識が変わり、結果として家計簿を続けることができます。
例:無料で借りた本はさっと読んでしまうかもしれませんが、自分で買った本はしっかり読み込もうとする
それと同じで、有料プランにすることで、家計管理を真剣に取り組む姿勢が自然と身につきます。
月500円のコストは、節約効果と比較すると非常に小さいと感じています。
500円以上得をすることができれば、良い投資だね!
無料では続かなかった家計簿を続ける可能性が高くなります。
家計簿を続けることで出費の見直しができ、無駄な支出を減らせば、500円以上の節約ができる可能性が高いと思います。
例:無駄な出費や、毎月の食費や日用品の支出を少しずつ抑えるだけで、すぐに元が取れる
有料プランへの切り替えは、単なる支出ではなく、家計管理を習慣化し、さらに節約効果を得るための「賢い投資」だと思います。
家計簿をつけ続けることで、確実に得をするチャンスが増えるので、ぜひ一度有料サービスを検討してみてください。
最後まで読んでいいただきありがとうございました!