節約×ミニマリズムで人生をシンプルに!無駄を省いて幸せに
ミニマリストと聞くと、「シンプルで豊かな暮らし」というポジティブなイメージがある一方で、「物を減らすのが大変そう」「不便でさみしい」といったネガティブな印象を持つ方も多いのではないでしょうか。
ミニマリズムの考え方を少し取り入れるだけで、節約や生活の改善に大いに役立ちます。
ミニマリズム…ミニマリストの考え方
ミニマリストと節約ってどう関係があるの?
とても相性が良いよ。必要なモノだけになると無駄遣いが減るよ!
無駄遣いが減り、家事の負担も軽減されるため、家族の価値観に合わせて、生活に取り入れることをおすすめします。
この記事では、以下のような方にお役に立てるのではないかと思います。
- お金を無駄にせず、効率よく使いたいと考えている人。
- シンプルな生活に興味を持ちながらも、実践に踏み出せていない人。
- 物が少ないことで掃除や整理が楽になることに興味がある人。
- 家族の価値観に合わせつつ、無駄なく充実した生活を送りたい人。
節約に最適!ミニマリズムがもたらす効果とは?
ミニマリズム×節約はとても相性がとても良いです。
お金だけではなく、時間やメンタル、空間といった様々な節約につながります。
節約において「ミニマリズム」を取り入れたほうがいい理由を共有したいと思います。
1.家計管理が楽になる
クレジットカードや銀行口座などの持ちモノが少ないことで、お金の管理が楽になります。
複数のカードや銀行を持つと、どこでいくら使ったかが把握しづらくなり、管理が難しくなります。
しかし、カードや銀行を減らせば、出入りするお金がシンプルになるため、支出が把握しやすくなります。
例:代表口座1つ、クレジットカード1枚にすれば、お金の流れが分かりやすく管理しやすい
結果的に、しっかり家計管理することができ、無駄な出費が減り、節約につながります。
カードや口座を減らすことで、維持手数料や年会費を抑えることもできるよ!
2.無駄な出費が減る
必要以上にモノを持たなくなるため、本当に必要なモノを購入する習慣がつきます。
これにより、衝動買いや不必要な浪費が減り、結果的に節約につながります。
例:季節ごとに新しい服を買ったり、セール品に飛びつくのではなく、着回しができるお気に入りの数着だけを持つことで、ファッション費を節約できます。
言われてみれば、たくさん服を持っていても、着ないのも多いね…
お気に入りの服だけにすると、「着る服」「着ない服」が分かり、無駄に服を買わなくなるよ!
3.メンテナンスコストが削減される
少ないで生活することで、モノを修理・メンテナンス・買い替えにかけるコストや時間、手間が減らせます。
家電製品や、家具が少なければ、修理や買い替えの頻度も少なくなるため、長期的なコストが抑えられます。
例:空気清浄機を手放すことで、フィルター交換等のメンテナンス費用、電気代、定期的な掃除等が減り、お金と時間の節約につながります。
モノは買う時だけじゃなくて、持っていてもお金がかかっているのね
4. モノの管理が楽になり、時間も節約できる
持ちモノが少ないと整理整頓が簡単になり、探しモノに時間を取られることが減ります。
結果として、時間を有効に使えるため、効率的な生活が可能です。
例:家にあるモノが減ると、掃除の手間も少なくなり、その分自由な時間を増やすことができます。
会社員が1年間で探し物している時間は、150時間にもなるみたい!
1日1日の探す時間は短くても、積み重なると大きな時間になっちゃうのね
5. モノの価値を判断できるようになる
自分に必要なモノは、価格ではなく、価値で判断できるようになります。
高価なモノでなくても、自分にあったモノを選べるようになり、満足感が得られるようになります。
この満足感が無駄な消費を抑え、節約につながります。
例:高価なインテリアを次々に買うのではなく、自分の価値観にあった家具を選ぶことで長く使え、買い替えコストを抑えることができます。
モノを減らすことで、自分の「価値観」を知ることができるよ!
6. サブスクなどのサービスを見直せる
モノ同様、サブスクも自分に必要か不要かの判断ができるようになります。
本当に必要なサブスクに気づくことができ、不要な契約を解約できるため節約につながります。
例:使っていない動画配信サービスやジムの会員権を見直し、無駄な出費を削減することができます。
7. モノを大切にするため、長期的に節約になる
上記の内容と重複してしまいますが、自分にとって本当に必要なモノが残るため、モノを大切にするようになります。
モノを長く大切に扱うことで、新しいものを頻繁に購入しなくても済むため、長期的にコストが抑えられます。
8.空間がスッキリし、精神的にも豊かになる
部屋が片付き、不要なモノがなくなることで、かなりストレスが軽減されます。
クローゼットに詰め込んだ服や道具がなくなると、整理整頓の手間が省け、掃除も楽になり、心もすっきりします。
また、生活空間が節約できることで、今よりも狭い部屋に引っ越して家賃を下げることもできます。
必要なモノだけになると、部屋が散らかりにくくなるよ!
部屋がきれいになるだけでも、ストレスがぐっと減るよね。
ミニマリズムを生活に取り入れてみた感想
実際にミニマリズムを生活に取り入れてみて「良かったこと」、また「気をつけること」を共有して、少しでも身近に感じてもらえたらと思います。
良かったこと
モノが管理しやすい ⇒ 節約(お金・時間)
モノを減らすことで得られる大きなメリットのひとつが「管理のしやすさ」です。
モノが少なくなると、どこに何があるのかが把握しやすくなり、探しモノをする時間が大幅に減ります。
以前は、「家の中に探しているモノ」があったかどうか思い出せず
- モノがあるはずだと思うが、どこにあるのかわからず探し続ける。
- 実際に家にあるのに、見つけられなくて新しいモノを買ってしまう。
といったことがよくありました。
モノが多いと、「どこに何があるのか」分からなくなってしまうのよね…
しかし、モノを減らすことによって無駄な時間やお金の浪費が減っていきます。
ひとつのモノに対して「探す時間」、「新しく買う費用」は、そんなにかからなかったとしても、それが積み重なると大きな「時間」「金額」になってしまいます。
探しモノにかける時間や不必要な浪費が減り、結果として大きな節約につながる
掃除が楽になる ⇒ 節約(時間・ストレス)
モノを減らすことで、掃除が驚くほど楽になりました。
モノが多いと、掃除のたびにいちいちどかしたり、隙間に埃がたまって掃除機をかけるのもひと苦労です。
さらに、ロボット掃除機も家具や物が邪魔でうまく使えませんでした。
床にモノがあるとロボット掃除機に引っかかっちゃうのよね
しかし、モノを減らすとスペースが広がり、ロボット掃除機がスムーズに使えるようになり、掃除時間が大幅に短縮されました。
また、ほこりをかぶるモノが減ったことで、ほこりを払う掃除が楽になりました。
棚にも、モノがないので、クイックルハンディでさっと掃除するだけで済み、ともて楽になっています。
毎日の掃除が楽になることで、心に余裕も生まれ、日々の生活がより快適になる
価値観を再認識できる ⇒ 節約(お金)
モノを減らすことで、自分の価値観を再認識できる機会が生まれます。
クローゼットを整理しているとき、しばらく着ていない服や、使っていない小物がたくさん出てきました。
その時、「これは、本当に必要なのか」と自分に問いかけることで、今の自分にとって「どんな服が好き」で、「どんな服は着ないのか」を考えるきっかけになりました。
モノの断捨離は、自分にとって「本当に必要なモノ」を知ることができるよ!
私の場合、以前はセールでついつい買ってしまうことが多かったのですが、この整理を経て、必要なものだけを選ぶ力が身につき、無駄な買い物が減りました。
結果として、自然と節約にもつながり、買い物の満足度も高くなりました。
自分の「価値観」を理解することで、無駄遣いが圧倒的に減る
モノの処分まで考えて買い物ができるようになる ⇒ 節約(お金・時間)
モノを減らす過程で、買い物に対する意識が大きく変わりました。
部屋の整理をしているとき、使わなくなったモノを手放すことがどれだけ大変かを実感しました。
処分する際の手間や、捨てる際の罪悪感に気づくと、モノを簡単に増やさないようになります。
モノを「手放すこと」の大変さを知ることが大切なのね。
この経験から、買い物をする時は「これを手放す時がきたらどうするか?」を考えるようになり、無駄な買い物が減りました。
また、処分の手間を減らすために、長く使える質の良いモノを選ぶようにもなりました。
たとえば、少し高価でも、丈夫で長く使えるモノを選ぶことで、結果的に買い替えの頻度が減り、処分の手間も少なくなります。
その結果、時間やお金の節約につながり、買い物に対する満足度も高まりました。
買う時に「手放すこと」もセットで考えることで、慎重に買い物をするようになる
気をつけること
計画を立てて、こつこつ始める
モノが多ければ多いほど、それを減らすには時間と労力がかかります。
私自身、最初に一気に片付けようと意気込んで始めたものの、モノがあふれてしまい、結局どこから手をつけていいのかわからなくなってしまいました。
やる気に任せて突っ走るのは大切ですが、それ以上に重要なのは、計画的に進めることです。
無理して、片付けることが嫌になったり、「もういいや」とあきらめてしまう原因になります。
一度に片付けようとせず、少しずつ進める方が、無理なく片付けができると思います。
無理なく、計画的に続けることが大切だよ!
例えば、今日はクローゼット、次の日はキッチン、といった具合に、小さなエリアを一つずつ片付けていくのがおすすめです。
時間はかかりますが、焦らずコツコツ進めることで、着実にモノを減らしていくことができます。
モノを手放すには思った以上に時間がかかることも多いので、無理せず、自分のペースで進めるることが大切です。
家族との価値観を共有する
一人暮らしなら自分のペースでモノを減らせますが、家族がいるとそうはいきません。
まずは、家族と価値観を共有することが大切です。
私自身、自分だけでもモノを減らせればなあと思っていましたが、妻に話してみると、実は妻も「モノが少ない方がいい」と考えていたことに気づきました。
案外、話をしてみないと分からないものですね。
それから、何を残して何を手放すか話し合いをすることで、互いの価値観を知る良いきっかけにもなりました。
家族といっても、価値観は人それぞれだもんね
だからこそ、価値観を共有するためにも、歩み寄って話合うことが大切だね!
話し合いには時間もかかり、ストレスがたまることもありますが、その過程で築ける信頼や協力関係は大きな価値があります。
もし家族がすぐには賛成してくれなくても、まずは自分の身の回りからモノを減らし始めて、無理強いせず、ゆっくり進めるのが良いと思います。
お互いの気持ちを尊重しながら進めることが、最終的に協力関係を築く近道だと思います。
定期的な見直し
モノを減らす作業は、一度やれば終わりというわけではなく、定期的に見直しが必要です。
見直しを繰り返すことで、徐々にモノが増えにくくなっていくと思います。
見直すことで、「どんなモノが」「なんで」増えてしまったのかを認識することができるため、次に生かすことができます。
1回モノを整理して終わりじゃないんだね…
モノは増えてしまうから、定期的に見直すことが大切だね!
しかし、家族がいる場合、家族全員のモノをコントロールするのは難しいですよね。
私も、自分のモノは管理できても、家族のモノ、特に子供のモノはどんどん増えていくのを感じています。
おもちゃなど、使わなくなったものが増えがちです。
そのため、やはり定期的に片付けと見直しを行わないと、家の中はすぐにモノで溢れてしまいます。
そこで、子供と一緒に見直しの作業を行うようにしてみました。
なかなか「モノを手放したくない」という子供たちも「いるモノ」と「いらないモノ」の判断が少しずつですが、できるようになった気がします。
まだまだ判断するのは難しいですが、「自分自身で考える習慣」が大切だと思います。
最初は時間がかかりますが、子供が自分の持ち物を管理できるようになれば、徐々に片付けが楽になっていくはずです。
はじめは大変でも、モノの価値を見極める力が身につけば、自然とモノが増えにくくなり、長期的に見て快適な空間が保てるようになると思います。
ぜひ、家族で一緒にやってみることをおすすめします。
とても参考になった本
最後にモノを減らすためにとても参考になった本になります。
ぜひ、読んでみてください。
最後まで読んで読んでいただき、ありがとうございました!