サブスクの見直し!消費・浪費・投資の観点で無駄を省いて賢い節約へ
サブスク=固定費
サブスク(サブスクリプション)…「定額」で「一定期間」商品やサービスを利用できる仕組み
例:動画・音楽配信サービスや、新聞、トレーニングジムなど
サブスクはとても便利な仕組みです。
便利であるために、色々なサービスを契約してしまいます。
また、ひとつひとつのサービスの料金は、そんなに高くないので、複数契約してしまいがちです。
とても便利なサービスだから色々使っちゃうよね
複数契約しているからこそ、サブスクの見直しは大切だよ!
サブスクを見直して減らすだけでも、大きな節約効果はあります。
しかし、サブスクを見直しても、なかなか解約するという決断は難しいですよね。
そこで、この記事では、「サブスクを見直す方法」や「サブスクを見直すポイント」を共有したいと思います。
サブスクを見直すきっかけや、見直すためにお役に立てればうれしいです。
- 節約したいけど何からやればいいか分からない人
- サブスクを見直したいと思っている人
- サブスクの解約に躊躇している人
サブスクを見直す大切さ
最初にもお話ししたように、便利であるため、複数契約している方が多いかと思います。
私自身も、複数契約しています。
しかし、複数契約していると、管理が難しくなり以下のようなことが起こってしまいます。
- 合算したら、結構な出費になっている
- サービス内容が重複している
- 契約しているけどほとんど使っていない
そのため、「サブスク」を見直すことはとても大切です。
見直して、少しでもサブスクを減らすことができれば、長期的に大きな節約につながります。
サブスクの見直しは、あまり手間がかからない節約だよ!
はじめての節約「成功体験」にはちょうどいいね!
小さな成功体験を積み重ねていくことで、節約のモチベーションが上がっていきます。
「サブスクの解約」がきっかけになり、どんどん新しい節約につながっていくと思います。
契約しているサブスクの把握
見直そうと思っても、何のサブスクにいくら払っているか、把握していないという方もいらっしゃると思います。
また、全てのサブスクを把握しているつもりでも、以下のようなこともあります。
- 契約していることを忘れていた
- 無料期間に契約して、解約していなかった
そこで、サブスクを見直すためには、以下のことが大切になります。
把握するといっても、「面倒」だなと感じるかもしれません。
複数契約している場合、「家計簿」をつけて把握することをおすすめします。
おすすめは、家計簿アプリです。
- 手間が少なく把握が簡単
- どのサブスクにいくら使っているのかが見やすい
- 解約忘れや、契約したことを忘れているサブスクが分かる
基本的に、「サブスク」はクレジットカードで払うことが多いかと思います。
そのため、明細を見れば、契約しているサブスクを把握することはできますが、見づらいため、見落としてしまう可能性もあります。
しかし、家計簿アプリでは、明細とは違い、カテゴリごとに自動で分類されるため、ぱっと見で分かりやすくなり、見落とす可能性はぐっと減ると思います。
分類できなかったとしても、未分類のカテゴリになるため、確認すれば、すぐに分かります。
家計簿アプリとクレジットカードを連携することで、明細が自動的に集計されます。
そのため、ほとんど手間が無く把握することができます。
ぜひ、家計簿アプリを使うことをおすすめします!
サブスクを見直すポイント
全てのサブスクを把握できたら、「いる」「いらない」サブスクを見直していきます。
「ほとんど使っていない」「サービス内容が重複している」サブスクは、気づくことができれば、もちろん解約しますよね。
しかし、必要かどうか迷ったサブスクはどうしましょう。
私は、解約しても問題ないと思います。必要であれば、迷うことはないと思います。
もし必要だったら、また契約すればいいだけですしね。
しかし、迷ってしまったら解約できないと思う方も多いかと思います。
そこで、解約を迷っているサブスクについて以下の点を考えることが大事になります。
「消費」「浪費」「投資」なのか考える
今契約しているサブスクが、以下のポイントで考えることが大切です。
「消費」「浪費」「投資」の観点で考えると、本当に必要な「サブスク」が分かります。
消費・浪費・投資について
消費…生活において必要なもの
生活において不可欠なので、解約することはないですよね。
生活スタイルは、人それぞれなので、自分にとって必要かどうか考えることが大切
例:光(ネット)回線は、生活に置いて必要不可欠
定額料金の光回線も広義の意味ではサブスクに含まれますよね。
浪費…生活において必要ではない贅沢
浪費は、生活において必ず必要ではないため、見直す必要があります。
贅沢といっても、人によって価値観は違いますが、本当に価値あるサービスなのかどうかは、一度検討してみても良いと思います。
例:音楽・動画ストリーミングサービスなどは、「娯楽」として、生活で必ず必要というわけではない。
投資…費やしたお金以上に価値を生み出してくれるもの
自己投資も含まれますが、お金をかけた以上に、お金、時間、健康を生み出してくれるサービスであれば、契約する価値があると思います。
例:家計簿アプリ、フィットネスサービス・生産性向上ツール・オンライン学習など
「自己投資だから」といって契約したサービスであっても、以下のような理由で、浪費になってしまいます。
- 利用頻度が少ない
- 目的が明確ではない
- 長期的に続けられない
「投資」だと思っていたものが「浪費」になっていないか、見直した方がいいと思います。
解約した理由を明確にする
解約したサブスクの理由を、明確にしておくことが大切です。
迷って解約したサブスクでも、理由があって解約したはずです。
理由は無いけどなんとなく解約するということは、ほとんど無いと思います。
解約した後、また同じような「サブスク」を契約しないようにするため
例:解約理由が「自分の満足度が上がらなかった」だとしたら、同じような「サブスク」があっても、「満足度が上がらないだろうからやめておこう」と契約しない
解約理由を明確にておかないと、また同じような「サブスク」を契約してしまう可能性があります。
また、解約したけど、同じサブスクを再契約する場合においても、この理由では「解約しない方が良いんだな」というポイントが分かります。
「どんな理由で解約したのか」は、明確にしておくこくことをおすすめします。
解約したサブスク
私が解約した「サブスク」を紹介します。
解約して学ぶことがたくさんありました。
解約せず、契約を継続していたら、気付けなかったことだと思います。
少しでも、この経験がお役に立てると嬉しいです。
dアニメ
アニメ配信サービスのメリット・デメリット
解約した理由
アニメにはまっていまい、かなりの時間アニメに浪費してしまったため
dアニメは5500作品以上のアニメを見ることができて月額550円は素晴らしいサービスですよね。
昔は、見たいビデオやDVDを店舗でレンタルしてきて、見終わったら返却していたことを考えると、金額的にも安く、手間がかからないのは、本当にすごいことですよね。
私自身、昔からアニメが好きだったのですが、契約したきっかけは、ブリーチが見たかったからです。アマゾンプライムで途中までみることができたのですが、続きが気になってしまい、1ヶ月無料ならいいかなと思って入会しました。
最初は、ブリーチだけ見て解約しようと思っていたのですが、それは考えが甘かったですね。
現在、過去の様々なアニメを見ることができて、「面白そうなアニメ」や、「昔見ていたアニメ」がたくさんあり、ほぼ毎日見ていました。
アニメの誘惑に勝てず、どっぷりはまってしまいました...
1ヶ月無料期間を終えるころには、また違うアニメを見始めており、続きが気になるので、解約できず、を繰り返していました。
また厄介なことに、お金を払うと、お金を払っているからには、「たくさんアニメを見て金額以上に得をしたい」という思いもあり、またアニメを見てしまうというループにはまってしまいました。
約1年は契約して、このままじゃまずいと思い始めました。
解約したら、アニメを見られなくなってしまうという気持ちはありました。
しかし、全部は無理ですがAmazonプライムでも見ることができるということが、安心材料になりました。
解約して学んだこと
1ヶ月無料につられないようにすることです。
解約しにくいように、上手な仕組みになっていることを学びました
「解約しにくい」仕組みを理解しておくことは大切です。
冷静に解約の判断ができるため、無駄な出費を減らすことができるかもしれません。
①ストーリーの続きが気になる
シリーズ作品、長編作品は、無料期間内に最後まで視聴できないことが多いと思います。
そのため、ストーリーの続きが気になり、契約を継続してしまいます。
②現在放映中の新作アニメの豊富さ
放映中の新作アニメが毎週更新されます。
新作アニメを見てはまってしまうと、次回が気になってしまいます。
その結果、「シリーズの最後までは見たい」と思い、契約を継続してしまいます。
③レコメンド機能
レコメンドとは、「おすすめ」「推薦」といった意味です。
自分の視聴した履歴から、おすすめのアニメが表示されます。
その結果、「これを観てみてみようかな」と思うようになり、見てしまう。
おすすめだけあって、自分の好みにも合い、「はまってしまい」、契約を継続して しまいます。
④手続きの手間
解約をしないと、継続されてします仕組みになっています。
そのため、解約の手続きが必要になり、手間がかかるようになっています。
解約を手間に感じさせることで、解約を先延ばしにしてしまいます。
kindle unlimited
本読み放題サービスのメリット・デメリット
解約した理由
- 自己投資になっていなかったため。
- 本当に読みたいと思う本が無かったため。
Kindle unlimitedも、200万冊以上の本を読み放題ということで、電子図書館みたいな素晴らしいサービスですよね。
以下の理由で解約に迷いました。
- 読書は「自己投資」だから
- 読み放題なので「お得」だから
始めは読みたい本があったのですが、どんどん読み終わってしまうと、読み放題の中に「読みたい本」がなくなってしまいました。
とりあえず、「もとをとろう」と「とりあえず気になる本」を読んでいました。
しかし、目的のない読書は、全く身が入らず、あまり意味がなかったように感じています。
読書を自己投資として考えていましたが、ただの浪費になっていました。
また、お得だろうと安易に考えていましたが、月1~2冊読むことができなかったため、お金を払うなら、本当に読みたい本を購入した方が良いと思いました。
解約して学んだこと
「読書の内容」の定着度が違うことを感じました。
「読み放題」と「購入」では、読書に対する気持ちの入り方が明らかに違いました。
本を購入して読む方が、自分にとって意味のある読書になることに気づきました。
本の内容の「深い理解」や「長期的な定着」がしやすい
・本を購入するときに、都度コストがかかるため質重視になる
本の内容(質)>読んだ冊数(量)
→本を読む目的が明確であるため、繰り返し読むことが増える(読書の質が上がる)
→本の厳選に時間をかける(良書に出会いやすい)
深い理解や長期的な定着が難しい
・定額なので、「読めるだけ読もう」と量重視になる。
本の内容(質)<読んだ冊数(量)
→本を読み返すことがほとんどない(読書の質が低下)
→本の厳選に時間をかけない(良書に出会うことが少ない)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
少しでも参考になれば嬉しいです。